中古のインプレッサ・アネシスに乗っている。
セダンだから合板が積めるわけないなあ、DIYをするなら軽ワゴンとかがほしくなるなあ、と思っていたのだけど、後部座席をトランクスルーにすると、920mm×1820mmの合板などがぴったり積めることを発見した。ホームセンターの駐車場で、笑いが止まらなかった。
スバルの技術者たちは、どういうニーズに応えるために、こういう設計にしたのだろう。スキー板など積むためなら、後部座席の半分くらいがスルーになればいいのである。これはDIYのためか、柔道家が畳を運ぶためとしか考えようがない。
まえに乗っていた2代目インプレッサよりも、3代目はあんまり特徴がないように感じていたのだが、とんでもない。実にユニーク、かつこの上なく実用的な車である。ぐっと好きになった。
後部座席を全幅トランクスルーにしたくらいでは、剛性はなんともならないという自信があらわれている。新しい時代の三本和彦は、不躾な板を用意して、そのトランクルームの大きさを測るがよい。