喫茶店の「エクセルシオール(EXCELSIOR)」という店名は、どういう意味なのか、という疑問をもちつつ隣の席を見たら、ノートパソコンのキーボードを高い音で打鍵してエクセルに数値を入力しているおじさんが目に入った。もしや、この店名は
「 エ ク セ ル し よ る 」
なのか!?
「EX」を「元」と考えると、「元セルシオ」。のちのマジェスタだ(もうないけど)。
――などと思いながら店内のwifiを探すと、「ドトール」と書いてある。あからさまに怪しいぞ、ハッキングされるのか、といぶかしんだが、エクセルシオールはドトール系なんですね。知らなかった。
で、「ドトール」というのはポルトガル語で「博士」の意で、創業者がブラジルにいたときに住んでたサンパウロ市は「ピント・フェライス博士通り」にちなむそうである。Antonio Januario Pinto Ferraz 博士は法学者。だけどミラノサンドを売ってるぞ。不思議だ。