今日、ニシザワ(地域のスーパーマーケット)の店内でニヤニヤしてたのは、甘酒コーナーの「飲む点滴」というPOPを見かけて、
「甘酒のことを『飲む点滴』とは、なかなか面白いこと言うね」
「そうね」
「それで、ちょっとこれ見てよ」
「なんやの。ほう、袋の中に水みたいなのが入ってますわね」
「これは?」
「打つ点滴」
「そのまんまやないか」
「飲む点滴に対して、こっちは打つ点滴や、うまいこと言いますやろ」
「点滴ちゅうもんはもともと打つもんや」
「そら君の言い分もわかるで。そやな、たしかにそうですわね」
「そうやろ」
「でも考えてみてくださいよ」
「なにを」
「点滴は打つものいうても、君……甘酒 打ったら、えらいことやで。米粒が血管に詰まる」
「誰が甘酒 打つんや、甘酒は飲むもんです」
「だから甘酒のかわりにここに打つ点滴が」
「なるほど……?」
というやりとりを思いついていたからです。
自分で自分を笑わすのに長けているのである。