20240125

 今日、ニシザワ(地域のスーパーマーケット)の店内でニヤニヤしてたのは、甘酒コーナーの「飲む点滴」というPOPを見かけて、

「甘酒のことを『飲む点滴』とは、なかなか面白いこと言うね」

「そうね」

「それで、ちょっとこれ見てよ」

「なんやの。ほう、袋の中に水みたいなのが入ってますわね」

「甘酒が『飲む点滴』やったら、取り出だしたりますこれは」

「これは?」

「打つ点滴」

「そのまんまやないか」

「飲む点滴に対して、こっちは打つ点滴や、うまいこと言いますやろ」

「点滴ちゅうもんはもともと打つもんや」

「そら君の言い分もわかるで。そやな、たしかにそうですわね」

「そうやろ」

「でも考えてみてくださいよ」

「なにを」

「点滴は打つものいうても、君……甘酒 打ったら、えらいことやで。米粒が血管に詰まる」

「誰が甘酒 打つんや、甘酒は飲むもんです」

「だから甘酒のかわりにここに打つ点滴が」

「なるほど……?」

というやりとりを思いついていたからです。

 自分で自分を笑わすのに長けているのである。