20231007

 分館長(地区の公民館長)なので、大芝高原でおこなわれた村の「まっくんスポーツフェス」に運営側として参加した。

 われわれに割り当てられたブースは、胸骨圧迫をやってもらうというもので、一次救命処置の練習に使う人形(「レサシ・アン」という)で胸骨圧迫のための手の置き方などを確認してもらうものだ。

 開会後、あまりお客がこなかったので、レサシ・アンを窓際に連れていって道ゆく人にアピールしていたら(さほどの効果はなかった)、イベント後に、外でブースをやっていた人から次のように問われた。

「このあいだ、委員会か何かで真面目な話をしていた人と、人形でおかしなことをしている人とは、同一人物ですか?」(委員会の模様はケーブルテレビのニュースで放送されていたらしい)

20231003

 映画「鴛鴦歌合戦」(おしどりうたがっせん)を観た。

 白黒映画だが、カメラワークも脚本も、それほど古さを感じない。オペレッタ(ミュージカル)+時代劇という意外な組み合わせである。殿様の家来たちが、小鼓や篠笛?を持っているのに、いざ演奏し始めるとジャズバンドの音がするのも笑いどころだ。ヒロインの父親は志村喬が演じているのだけど、こいつがガラクタ骨董にはまっているどうしようもない人物で、威厳というものがない。最後は「金より愛」というところに落ち着くが、とくに感動もない、軽い娯楽映画である。エンディングの出演者が主題歌にあわせて踊るのも新しい。

 このお気楽な映画は1939年の作品である。

 当時すでに治安維持法も国家総動員法も布かれており、公開3か月前には第二次世界大戦が始まっている。映画のちょうど2年後には真珠湾攻撃だ。私などは暗黒の時代という印象なのだけど、この作品からはそういう感じはうけない。破滅の6年前なのだが。

20231003

 「高い緊張感をもってなになにする」という。緊張はテンションなので、これは「テンションの高い状態で」という意味である。ヒャッハー!

 「スピード感をもって」という。スピード感とは、実際にスピードを出すわけではなくて、スピードを出したかのようなスリルある状態を指すので、これは「暴走族のように」という意味だ。ヒャッハー!