信州大学農学部 森林政策学研究室
信州大学農学部 森林・環境共生学コース 森林政策学研究室のホームページです。
書いている人:三木敦朗(信州大学農学部 助教)
研究室の紹介
 森林政策学研究室では、人間と森林との関わりに注目して研究しています。
 人間と森林との関わりは、木材などの生産はもちろん、レクレーションや生活のための利用、二酸化炭素吸収や生物多様性の保全、災害の防止など、様々なものがあります。それらが現在うまくいっていないとしたら、それはなぜでしょうか。どのようにすればよくなるでしょうか。
 森林政策学研究室が扱うのは、そうした社会的問題です。問題の中身を調べ、最終的には社会をよりよくしていくことを目指しています。
 「森林政策」とは、国や都道府県・市町村がおこなうものだけではありません。人々が「森林をこのようにしたい」と思い、誰かと協力して実行しようとすることそのものです。

【 こういう学生が むいています 】
 森林の問題は、それ単体で存在しているわけではなく、農山村の問題や、日本や世界の経済・社会の構造と関わっています。したがって、社会の諸問題に関心があり、それを理解するために、書籍などで現状分析や理論の学習ができる(そのような心構えがある)人が むいています。
読みもの
森林・環境共生学に関連しそうな本を読んで適当に紹介するコーナー
森林・環境共生学について話したこと
教員 三木敦朗(みき あつろう):助教
顔 メール:mikia26【あっと】shinshu-u.ac.jp
略歴:1978年滋賀県生まれ。博士(農学)。信州大学農学部、岐阜大学連合農学研究科を卒業後、岩手大学などを経て現職(信州大学学術研究院助教)。
研究内容の詳細はこちら

【 社会的な関わり 】
 このような業務をさせたい場合は ご一報ください。森林政策・林業経済分野に関係のある内容でしたら、基本的にお引き受けします。委嘱手続きについては、こちらを参照してください。

【 主な著作 】

本の表紙地域森林管理の長期持続性:欧州・日本の100年から読み解く未来
志賀和人・山本伸幸・早舩真智・平野悠一郎編、日本林業調査会、2023年
第2章8節「古絵図管理にみる地域意識:諏訪・上伊那の財産区・生産森林組合」を執筆。
本の表紙テーマで探究 世界の食・農林漁業・環境 (3) ほんとうのエコシステムってなに?
二平章・佐藤宣子編、農山漁村文化協会、2023年
「林業の歴史」項を執筆。
本の表紙東アジアのグローバル地域経済学:日韓台中の農村と都市
加藤光一・大泉英次編、大月書店、2022年
第9章「テレワーク化・気候危機と森林共生社会」を執筆。
本の表紙時代はさらに資本論:資本主義の終わりのはじまり
基礎経済科学研究所編、昭和堂、2021年
第11章「資本に呑み込まれる農業:地代論の可能性」を執筆(加藤光一と共著)。
本の表紙森林学の百科事典
日本森林学会編、丸善、2021年
「政策と法制度」項を執筆。
本の表紙教えて!信州からの防災学
信州大学地域防災減災センター、信濃毎日新聞社、2020年
「調理や暖房確保 非常時に有効まきストック」項を執筆。
学生の研究
【2022年度】
【2021年度】
【2020年度】
卒業生の進路(過去3年間)
〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304信州大学農学部森林政策学研究室
(研究室はB棟2階にあります)
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